活字オンチの、私を虜にした 小説 第二弾
 
大藪春彦著「「アスファルトの虎タイガー」
同作者「汚れた英雄」の’80版です。
 
自転車好きは、モータースポーツ好き多いのか?モータースポーツ愛好者に自転車乗りが多いのか?
 
かくゆう私、両刀ですけど。
 
 
氏の作品 私の土地勘有る範囲(城北地区多く登場)で忠実に描いてくれてる所にも、引き込まれて行った理由です。
 
 
 
※抜粋し掲載
 
「高速四号新宿線を外苑で降りた高見沢は、信濃町の慶応病院と国電中央線のあいだの道に入り、慶応の裏を抜けて、新宿御苑に近いシルビア・マンションの地下二階の駐車場にB9を突っ込んだ。
駐車場のB9用パーキング・ロットから十数台分離れたところに、くたびれた外観のスカイラインGTターボが見える」
 
今でゆう千駄ヶ谷「ホープ軒」を少し、北上した所ですね。
 
 
 
「六十周にパトレーゼに追越しを許可するサインが出て、パトレーゼはピケを抜いた。今度はピケが三番手のラウダをおさえる。残り八周になってラウダはやっとピケを抜いてパトレーゼを追いはじめたが、その勢いは数周しか続かなかった。
TAGポルシェ・エンジンのターボが壊れたのだ。ラウダの脱落によって、ブラバム二車が再びワン・ツー走行となった。予選トップであったタンベイのフェラーリはターボが壊れてリタイヤしている」
 
この頃F1 日本では「TBS」が、ダイジェストで放送してました。
 
 
 
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     氏の作品は、スパーマン的な主人公の活躍を、活字上に液晶ナビでも写し出してくれてるかのような、忠実な描写をしてくれ、読んでいる私を、あたかも主人公になったような錯覚に導いてくれます。
 
 
 
  
 
      
     次回は、我が家の斜前(笹目橋近辺)が舞台になった「汚れた英雄」のレヴューでも。